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待ち合わせ

 私たちが待ち合わせたのは、大きな書店の新刊売り場でした。私は少し早めに行って、小説を立ち読みしましたが、内容が頭に入ってきません。覚悟こそ決まっていたものの、変なことをしてしまわないか、嫌われたらどうしようと、あるのは心配ばかりでした。

 周囲で本を選んでいる人たちがみんな、私がこれからする事を知っているような気がしました。着ていったのは少しドレッシーなワンピースでしたが、気合が入りすぎていて、ひと目で不倫デートだとわかってしまう服装のようにも感じられてきて。

 それらが気に掛かりつつも、つい文章にのめりこんでいたのでしょう。肩を軽く叩かれて、そこにご主人様の笑顔があった時は、びっくりしました。しかし、それ以上に安堵もしたし、胸が高鳴りました。私は、抱かれるために来たのです。

 


 ご主人様は、その場で私の服装を褒めてくださいました。近くにいる人たちに聞こえはしないかと心配でしたが、一方で誇らしい気持ちもありました。待ち合わせたのが昼前だったので、まずは食事をということになり、歩いてホテルへと向かいました。

 書店を出てからは、ご主人様が先を歩かれ、私が10メートルほど離れてついて行きます。平日の午前中ですが、この辺りはとても人通りが多いために、どちらかの知り合いに見られていないとも限らないので。

 目的のホテルに着いて、和風レストランに入りました。上階にあったのと、オープンなつくりのカフェレストランに比べ、人目に立ちにくいと主様に言われて。私はお蕎麦をいただき、ご主人様は確かお刺身定食でした。変なことをよく覚えてますね、私。

 この後に待っていることを考えると、味を楽しむどころではなかったのですが、箸を休めて目を上げると、そこにはいつもご主人様の微笑みがありました。

抱かれる覚悟

 ご主人様は、私の話を真剣に聞いてくださいました。面と向かうのは初めてでしたから、いくらネットでやり取りしていても、勝手が違います。私もですが、ご主人様も緊張していらしたのでしょう。

 でも、そのまなざしは終始とても穏やかでした。生まれてこのかた、あれだけ寛いで自分の想いを話せたことはなかった気がします。そして、その夜は最寄りの駅まで送っていただいて別れました。

 翌日いただいたメールで、とても楽しい時間をすごせたと言ってくださったご主人様。必ずしも女性の扱いに慣れてる感じはしませんでしたが、その優しさがしっかりと伝わって来ました。その言葉を受けて、私はもう一度お会いしたいと返信したのです。

 


 プラトニックな関係が続けられるものなら、それが一番いい。私は、そう感じていました。そういう形であれば、旦那様に大しても最小限の裏切りで済みますし、家族に対しての負い目も気持ち程度は軽くなる。

 だけど、そうはならないだろうと、私はわかっていました。その時点で明確な覚悟があった訳ではないですが、すべてを捧げたいと感じている自分を、私は感じていたのです。この人なら、私の本当を受け止めてくれると。

 二度目のデートは、昼間にすることになりました。前にも書いたとおり、私の仕事は割に時間が自由になるので融通が利きますが、お忙しいご主人様の方は日程調整が大変だったことでしょう。それから約1ヶ月して、やっとお会いすることが出来ました。

 メールのやり取りの中で「あなたを抱きたい」と告げられ、迷いなく「私も抱かれたいです」と答えました。でも、内心では怯えていました。不倫などしたことがなかった上に、旦那様を裏切れないという心の枷を、幼い頃からの教育を含めて何重にも掛けられていたので。

 心に迷いや恐れがあるほどに月日は淡々と流れ、約束の日が来ました。私は、相応しいと思う範囲でドレスアップして、ご主人様との待ち合わせ場所に出かけました。

初めての密会

 ご主人様と出会って、私の中で一番大きく変わったのが、性に対する考え方でした。

 夫を立てるのが、妻の務め。祖父に仕える祖母、そして父に傅く母の姿を通して、幼い頃からそう躾けられた私は、セックスもまた義務でしかありませんでした。

 それでも、夫婦の営みの中に女の喜びを見出す妻は多いことでしょう。

 「女とはこういうものだ」という固定概念でなく、目の前の女が性に何を求めているか、それをしっかりと見つめ、おのれの面子等は二の次にして、ともに喜びを求めようとする夫であれば。

 


 もちろん、旦那様だけが悪いとは思いません。私にも落ち度があったことでしょう。

 しかし、妻としての務めを果たした上で、こうしてほしいと提案したこともありましたが、常に「そんな変態みたいな。お前は、俺のすることに応えていればいい」という調子でした。

 SNSで出合ったご主人様と、初めてお会いしたのはコミュニティに書き込みをしてから、約半年後のことでした。
 
 それまでに、日記へのコメントやメッセージの交換は、それぞれ百回以上はしていたと思います。ご主人様は、しっかりと私の話を聞いてくださる方でした。

 お会いすることを望まれたのは、ご主人様の方でした。しかし、「もしよければ」という姿勢でお誘いいただけたので、私も抵抗なくお受けすることが出来ました。

 物欲しげな態度や、私の気持ちをないがしろにするようなことは、まったくありませんでした。

 初めての密会は、昼間にお会いしてお食事をご一緒しただけでした。お顔を拝見したのは初めてだったのに、多くの言葉をメールなどでやり取りしていたこともあり、空気がぎこちなかったのは最初だけで、本当にいろんなことをお話ししました。

 ひょっとしたら、ホテルに行こうと言われるかもしれない。誘われたら、どうしよう。

 答えの出ないままに当日が来たのですが、私の思い過ごしでした。そして、ご主人様の紳士的で懐の深い態度が、私のその後を決定づけたように思います。

三度に一度のアクメ

 ご主人様との出会いは、SNSでした。SM系のコミュニティにした自分の書き込みに、応えてもらえたのがきっかけでした。それから友だち登録をして、内心を綴った日記を見せて、次第に心を開いていったのだと思います。

 それまでにも、何人かの男性とメールのやり取りやチャットをしたり、携帯で連絡を取り合うくらいには親しくなりました。中には、機会を捉えて実際に待ち合わせをした人もいました。しかし、体を許すまでは行きませんでした。

 法律上の夫である旦那様は、私が古風な淑女であることを望み、自分の理想とする妻の姿を強要し続けて来たけれど、性的には満たされていた方だと思います。三度交われば、そのうちの一度はアクメに達していましたから。

 


 こういった事はすべて、ネットで同性の友人が出来てわかったことです。それまでは、比較の対象がありませんでした。リアルにも親しい友達はいますが、夫婦の問題や性に関する悩みは噂になっても困るので、相談もできずにいたので。

 類友もあったのだと思いますが、ネットで同世代間での交流を得て、少なくない数の女性たちが自分と同じ悩みを抱えている現実を知りました。俺がお前を養っているのだから、感じ方や考え方まで自分の望むとおりになれと、圧力を掛けてくる夫たち。

 結婚後もずっと働き続けていた私は、一方的に負い目を感じる立場ではなかったのですが、収入の大小もさることながら、嫁いだからには夫に傅くことが女子一生の務めだと躾けられていたので、ずっと旦那様のいいなりに過ごしてきたのでした。

 上のくだりを読んで、わがままだと感じられる男性は多いと思います。女性の中にも、私の態度を許せない、甘えていると思われる方は、少なからずいらっしゃることでしょう。

 しかし、何度かに一度アクメを感じることが出来ても、私の心が満たされることはありませんでした。ありのままの自分が実は人並み外れて淫らであることを、私は知っていましたから。

 叔父が私にしてくれた艶話は、元から内にあった淫性を引き出すきっかけに過ぎなかった気がします。ご主人様に出会ってからの展開を考えると、そう考えずにいられません。
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 この「人妻肉便器」は、成人向けブログです。18歳未満の方は読んではいけません


 また、肉便器という言葉やSM、不倫・婚外恋愛に嫌悪感がある方は、お読みにならないでください。

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