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「春琴抄」に魅せられて

 高校時代までの私は、いい子の典型だったような気がします。兄がひとりいましたが、年が離れていたこともあり、ふたり人ともが一人っ子のようなものでした。

 文章を書く関係の仕事をしていた父は、小説がとても好きでした。父の部屋の本棚には、明治から昭和にかけての文豪の著書が数多くあり、兄も私もそれぞれ勝手に持ち出して読んでいました。

 私は、とりわけ谷崎潤一郎が好きでした。「春琴抄」は佐助に強く感情移入して、数十回読み返しました。献身と呼ぶには、余りにも激しい恋情。彼が自分の目を針で突く下りには、何度読んでも激しいおののきを覚えました。

 


 先日、Wikipediaで「春琴抄」について調べてみて、深く納得したことがあります。それは、「佐助(谷崎)は、自分のマゾ的嗜好を満たしてくれる女性を必要としているだけで、献身自体が目的ではなかった」ということ。

 つまり、佐助が春琴にあれほど尽くしたのは、自分自身の喜びのため。谷崎一流の偽悪的なポーズと考えられなくもないですが、おそらくは本音でしょう。その方が、潔くていいです。

 私は、決して表には出さないようにしていましたが、幼い頃から酷い事をされる自分に憧れていました。そういう意味では、私が待ち望んでいたのは青ひげであって、救出してくれた兄ふたりは余計なおせっかい焼きでした。

 現実には、家が特に貧しいわけでなく、差別を受けるような材料もなく、家族はそれぞれに優しい人たちだったので、理不尽な目に遭ったことはほとんどなかったのですが。

 私の中に現在もあるマゾヒズムがどこから来たのか、自分自身にもはっきりとはわかりませんが、幼い頃からの記憶を辿ると、いくつか思い当たる節があるようにも思います。
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